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動画広告の指標:再生数とクリック率を同じ物差しで見ない
公開直後の数字を判断する前に、表示・再生・クリックの定義と集計時刻を確かめよう。

動画広告の指標を見て、クリック率は高いのに再生数は少ないと感じたら、どちらを優先すべきだろうか。まず確かめたいのは、各数字が何を数えているかだ。クリック率はクリック数を表示回数で割った値。一方、動画の再生指標は所定の再生条件を満たした回数を数える。同じ問いへの答えとして比べることはできない。 3 2
動画広告の指標は、まず数え方を確認する
表示回数は広告が表示された回数で、クリック率(CTR)はその表示に対するクリックの割合だ。Shopifyが示す計算例では、表示200回に対してクリック10回ならCTRは5%になる。この値だけでは、動画がどこまで見られたか、クリック後に目的の行動があったかは分からない。 3
「再生数」にも条件がある。ある動画広告の指標ガイドは、再生開始、3秒再生、6秒再生を別々に示している。異なる条件で数えた再生を同列に並べる前に、レポートで採用された定義を確認したい。 2
公開直後のレポートを読む手順
- 広告の目的を先に書く。 クリックしてもらうことと、動画を見てもらうことでは、重視する数字が違う。指標の一覧を、そのまま成功基準にしない。 1
- 比較する数字の定義をそろえる。 表示、再生、一定秒数以上の再生、クリックがそれぞれ何を表すか確認する。表示回数と再生数を同じ出来事の件数として扱わない。 2 3
- 数字の食い違いを検証する。 クリック率が高くても視聴が短いなら、冒頭とクリックを促す表現が異なる期待を生んでいないかを見る。再生が多くクリックが少ないなら、そもそもクリックが目的だったかを確認する。視聴時間とクリック率を併せて見ることは調査の手がかりになるが、どちらの組み合わせも原因の証明にはならない。 1
- 集計の更新時刻を見る。 Google Adsのアカウント概要レポートに関する案内では、統計の反映が最大約3時間遅れる場合がある。出たばかりの数字で判断する前に、そのレポートの更新状況を確かめよう。すべての媒体で同じ遅れが生じるという意味ではない。 4
広告のクリック率の平均値や再生数の推移を探す前に、自分たちのレポートで何が数えられているかを押さえたい。クリックが起きたことと、動画を見てもらえたこと、広告の目的を達成したことは、それぞれ別の判断だ。 3 2 1